四角い丸太を作る最新加工法

丸太って知っていますよね。では、四角い丸太を見たことはありますか?

四角い竹は和室などでときどき見かけますが、それはつぎのように作ります。タケノコが土から頭を出したとき、その太さにあった四角い板枠の筒をかぶせ成長させるのです。

しかし、木材はそうはいきません。竹のようにして作ろうとすれば、数十年かかってしまいます。そもそも、木造建築の柱は丸太を四角に製材して使います。このとき切り落とされた背板やのこくずは、ほとんどが焼却されて無駄になりますし、柱の表面は軟らかい辺材部分が多いため、傷つきやすいという欠点があります。

また、細い間伐材は曲がりなどがあり、ほとんど柱には利用できません。そこで、このような無駄をなくし、スギのような軟らかい材を、ナラやカバのように硬い材に変える技術、高圧水蒸気圧縮成形加工法が開発されました。

この技術は、化学薬品などを一切使いません。

まだ乾燥していない樹皮付き丸太を、120~150度の高温高圧の水蒸気中で数十分加熱してやわらかくし、型にはめて圧縮します。すると丸太はかんたんに角材に変身します。

このままでは型をはずすと元の丸太に戻るため、圧縮したままさらにて80度Cの水蒸気で約10分処理すると、完全に固定された四角い丸太のできあがり。



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